なぜファンでもない我々は嵐の活動休止が寂しいのか

よすが結婚相談所へようこそ。
所長の立川です。

ジャニーズの人気グループ「嵐」が、2020年末での無期限の活動休止を発表しました。
嵐ファンの方の心中は察するに余りあるものがありますし、ファンでなくともショックを受けた方は多いのではないでしょうか。多分、日本全体では後者の方が多いと思うのですが、そもそもなぜ「嵐ファンというわけではないけど活動休止にショックを受けている人」が発生するのでしょうか。

ショックを受けるファン以外の人たち

実は私も「ファンではないけどショックを受けている人」の一人です。テレビ番組の「嵐にしやがれ」や「VS嵐」は好きでよく観ますし、ホームパーティやお泊まり会などで嵐ファンの友人が布教目的で持って来たライブDVDを観て楽しんだりはしていました。おそらく日本人の多くが該当する「嵐が日常にいる生活」を送ってきた人間の一人です。

我々日本に住む人間にとって、嵐は日常です。
テレビをつければ毎日のように嵐の誰かが映っており、CMに入れば5人でパズドラダンスを踊る嵐。外に出れば看板や電車の中吊り広告でも嵐。昨年同じジャニーズのTOKIOにトラブルがあった時にも鉄腕DASHにピンチヒッターで出てヘビと格闘するニノを見守り、釣りが好き過ぎて度を超えた日焼けをしている大野くんを心配した、あの日々。。

嵐はそれぞれの立場から応援できることも魅力です。
ある人からは「成長を見守ってきた息子」のように見え、またある人からは「かわいい弟」だったり「気さくなお兄さん」だったりしますよね。ちなみに私は嵐メンバーよりちょっとだけ年下ということもあり「超活躍してる先輩」みたいな視点で嵐を応援していました。

嵐の人気は裾野が広い

ここまで書いてきて気づいたのですが、私は嵐ファンではないにも関わらず、嵐についてこれくらいは書けてしまう訳なんですよね。これってすごいことだと思いませんか?嵐というグループは、別にファンでもない30代男性(私のことです)にこの程度は語らせてしまうだけの魅力を持っているのです。

好き嫌いなどという感情はさておき、日本に暮らす我々は20年もの間、10代後半のあどけない少年達が30代後半になり国民的アイドルの重責を担うようになるまでになった嵐メンバーに接してきました。彼らの人間的な魅力はもちろん土台にあるとして、その接触期間の長さや接触回数の多さが嵐を好きになったり、好きではなくとも気になる・嫌いにはなれないという状況を生み出してきたのです。

嵐の人気とお見合いの意外な関係

実は嵐の人気とお見合いにはある関係があります。
それは、お見合いから結婚に至るにあたっても同様に「接触期間」と「接触回数」という二つの指標は非常に重要になってくるということです。
つまりどんなLINEのやりとりをしてどんなデートをしたのか、というのと同じくらい「どのくらいの期間を共にし、多く会ったのか」ということが重要なんです。

今回「あれ?嵐のことそんなに好きじゃなかったのに、どうして寂しい気持ちになるんだろう?」と、自身の心の動揺を不思議に思った方も多いと思います。嵐は日本でもトップクラスと言えるほど私たちの日常に顔を出し、その「接触期間」と「接触回数」は他の芸能人やアイドルたちの追随を許しません。
その背景には、人間のこんな心理が関係しているのかもしれませんね。

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