眞子さまの年齢での結婚は早いの?調べてみた

こんにちは。よすが結婚相談所、所長の立川です。

秋篠宮ご夫妻の長女の眞子さま(25)がご婚約されるというニュースが入ってきました。お相手は5年間交際を続けてきた大学時代の同級生の小室圭さん(25)で、予定では来年にご結婚をされるそうです。(巷では既に「眞子さま、ロイヤルファミリーから小室ファミリーへ」なんて見出しまでついているようで、世の中には上手いことを考える人がいるんだなと感心しています)
この度の御慶事を心よりお慶び申し上げると共に、お二人の末長い幸せを心よりお祈りいたします。

さて、実はこのニュースを聞いた時に僕がまず感じたことは「眞子さま結婚早いなー」というものでした。最新の2015年の厚生労働省の調査では平均初婚年齢は夫 31.1 歳、妻 29.4 歳となっていますし、予定通りの結婚なら夫妻共に26歳での結婚なので、「平均より下=早い」みたいに直感的に感じたのです。
しかし、ここで一つの疑問が湧きます。
「26歳で結婚って、実際にはどのくらい早いんだろう?」
一度気になり出すと落ち着かない性分なので、早速調べてみることにしました。

総務省統計局の「人口動態統計(2015)」によれば、初婚の妻・夫の年齢別割合は以下の通りです。
青い棒が各年齢の割合を示していて、赤い線は累積%を示しています。なおグラフが横に長くなるので、妻は15〜48歳、夫は17〜50歳の範囲で区切ってあります。

グラフによれば初婚の妻で一番割合が多いのは27歳で、全体の8.9%です。眞子さまがご結婚される予定の26歳は全体の8.7%を占めており、27歳に次いで2番目に多くなっています。
一方初婚の夫で一番多いのは同率で27歳と28歳で、それぞれ全体の8.1%を占めています。

また累積%(赤い線)が50%を超える年齢に着目すると、初婚の妻の場合は27歳から28歳にかけて50%を超えていて、これは27歳までに結婚した人は半分より早く、28歳以降に結婚した人は半分より遅いということになります。女性の平均初婚年齢である29歳で結婚した場合は初婚の妻100人中53〜61番目に結婚したことになり、30歳では100人中62〜67番目に結婚したことになります。
一方初婚の夫の場合、28歳から29歳にかけて50%を超えています。男性の平均初婚年齢である31歳で結婚した場合は初婚の夫100人中58〜63番目に結婚したことになります。
平均初婚年齢で結婚すると大体50番目くらい、というのが世間一般の感覚だと思うので、この結果はちょっと意外な感じがしますね。

これらの結果を眞子さまのご結婚に当てはめてみると、眞子さまは初婚の妻100人中28〜36番目に結婚したことになり、新郎の小室さんは初婚の夫100人中20〜27番目に結婚したことになります。
感覚的に理解しやすいように、「1クラス40人」「男子は男子校、女子は女子校(=40人は全員男子もしくは全員女子)」と仮定し、誰でも馴染みのある「クラスで○番目に100m走が速い男子・女子」という表現に置き換えてみます。すると眞子さまの場合は「クラスで13番目に速い女子」となり、小室さんの場合は「クラスで10番目に速い男子」となります。速いと言えば速いのですが、どちらもそれでドヤ顔されたら困るくらいの微妙な速さですね。

結論です。
お二人の結婚は早いか遅いかで言えば早いです。
ですが調べる前は「えっ?26歳で結婚?早い!」と思っていたこともあり、こうして数字が出てみると「案外普通なんだな」というのが正直な感想です。

最後に、僕は結婚するタイミングは早いか遅いかよりも、「二人にとって良いタイミングで結婚すること」が一番大切だと考えています。早く結婚してパートナーと長い人生を過ごすのも、成熟した大人同士で結婚するのも、同じように素敵だなと思うのです。

P.S.所長の足の速さはクラスで23番目くらいでした。
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(参考 政府人口動態統計)
http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?lid=000001157966