「選択的夫婦別姓2.0➖男性にとっても他人事じゃない パートナーシップとして考える選択的夫婦別姓」@サイボウズに登壇しました
7月29日にサイボウズ様にて開催された「選択的夫婦別姓2.0➖男性にとっても他人事じゃない パートナーシップとして考える選択的夫婦別姓」で登壇させていただきました。
定員40名の会場だったので参加人数もそれを上限にしていただいたのですが、定員をはるかに超えるご応募をいただきまして、このトピックに対する関心の高さを感じた次第です。
さて「選択的夫婦別姓」とは、婚姻時に「夫婦の姓をどちらかのものに統一する」か「それぞれが婚姻前と同じ姓を名乗り続ける」かを選べる制度のことです。今の日本では「夫婦の姓をどちらかのものに統一する」ことしか認められていません。
職場やSNSなどで結婚後も結婚前と同じ姓を名乗っている方がいますが、これはいわゆる「通称使用」と呼ばれるものです。結婚後も結婚前と同じ姓を「通称」として使用するということですね。この通称でどこまでOKにするのかは現状それぞれの現場に委ねられており、例えばある会社は通称使用OKでも別の会社はNGなんてことが起こったりしています。
この「結婚すると妻が夫の姓を名乗る(日本では妻が姓を変えるカップルが96%)」という慣行は、実は女性に大変な負担をかけており、その負担ってなかなか男性は気づけないものなんですよね。「いやいやそんなことも想像できないの!?」という女性達からのつっこみも聞こえてきそうですが、すみません、男ってそういう生き物なんです。でも「男ってそういう生き物なのです」をいつまでも続けているのは良くないな、そんなところから、これは男性も当事者として考えて欲しい、男vs女ではなく夫婦一緒に考えて欲しいなと思ったんです。この会のタイトルである「選択的夫婦別姓2.0➖男性にとっても他人事じゃない パートナーシップとして考える選択的夫婦別姓」には、そんな意味も込められています。
我々よすが結婚相談所のミッションはまず第一に「お客様に幸せな結婚をしていただくこと」です。ただそれを包括的に考えていくと、素敵なお相手を見つけて幸せな結婚していただくことの、さらにその先の「婚姻制度」についてもスタッフ一人一人が理解を深めることで、お客様の幸せにより貢献できるものと考えています。
今回の会には弊社スタッフもプライベートの時間を使って参加していましたし、当日参加できなかったスタッフも含め社内で内容を共有し、更なるお客様サポートの向上につとめて参ります。
正直、今回のイベントにあたっては「こんなマニアックなテーマに大勢の人は来ないだろう」とたかをくくっていたのですが、いざ蓋を開けてみると1週間以上前に応募を締め切るほどの大人気企画になりました。そのため、もしかしたら近々第2弾が開催されるかもしれません。。その際にはまた弊社サイトでも告知をさせていただきますので、もしこの文章を読んでいる方でご興味を持っていただいた方がいれば、ぜひご参加ください。
ここまでお読みいただきありがとうございました。