AI婚活時代には「婚活AIハッカー」という新職種が生まれる
よすが結婚相談所へようこそ。
所長の立川です。
「AI婚活」が話題ですね。政府が支援するというニュースが出てます。
弊社が加盟している日本結婚相談所連盟のシステムでは既に数年前からAIが動いていて、今のところは「人よりやや精度が悪い」という状態です。
今後の婚活は滑らかにAIとの融合が進んでいくはずです。
AIとの融合は滑らかに進みますから、顧客の体験としては、劇的な変化は無く、ジワジワと変わっていくと思ってます。でも振り返った時には変化が大きい、みたいなそんなイメージです。
同時に、我々のような結婚相談所の役割も変わっていきます。
ちょうど、歴史において馬車から自動車への変化で馬飼いが整備工に転職したように。
アニメ「PSYCHO-PASS」の作中ではAI(のようなもの)が社会を管理しているのですが、「AIが出した答えを実行する人」とか「AIの結論で傷ついた人をケアする人」なんかが出てきます。で、面白いのが「AIから良く思われるようサポートしてくれる人」という職業も出てくるんですよね。AIから良く思われるための薬を処方してくれたりするんです。
おそらくAI婚活が浸透してきた時には「もっと年収の高い人とマッチングして欲しい」「もっと若い人とマッチングして欲しい」という願いから「婚活を司るAIに良く思われたい」というニーズは巨大になっており、それに応じる職種が誕生しているはずです。
これまで、結婚相談所の仲人は人の気持ちを分かってさえいれば良かったところ、AIのアルゴリズムについての知見が必須になってきます。アルゴリズムに弱い仲人は必要とされなくなってしまうかもしれません。
で、しばらくはそういった「婚活AIハッカー」と「婚活AI開発者」とのイタチごっこが続くと予想してます。初めのうち、腕の良い婚活AIハッカーには客が殺到すると思いますが、そのうちノウハウが陳腐化して婚活AIハッカー業界も過当競争に陥るでしょう。
弊社の独身証明書オンライン請求サービス「Jumin独身証明書請求」はそういった事業環境の変化に対応するために作ったプロダクトです。
この業界、今からどんどん変わっていきます。変化の大きい環境は自分好みなので楽しいです。