自分らしく生きる人は、誰からも助けてもらえない。

自分らしく生きる人は、誰からも助けてもらえない。

「自分らしく生きる」のって、とても素晴らしいことだと思います。

それについてちょっと考えてみたのですが、そういう”自分らしく生きる”人って、以下のように大きく2通りいるような気がしたので、自分の思考の整理のために書いてみます。

  1. 自分らしく生きて何かを成し遂げて、世の中に良い影響を与えたいと思う人
  2. 自分らしく生きて、自分が幸せになりたい人

前者は他の人から応援してもらえる可能性がありますが、後者はあまり応援されません。せいぜい親が応援してくれる程度です。

これは両立することもありますが、その場合は順番があります。

つまり、自分が幸せになりたいから世の中に良い影響を与えたい、と思うか、世の中に良い影響を与えられたら自分が幸せだと感じる、と思うかという違いです。

さて、僕らは普段そんなに余裕を持って生きている訳ではありませんので、多くの人にとって「他人が自分らしく生きているかどうか」なんてことは、どうでも良いことです。

ただ、前者は応援してもらえる場合があります。前者を応援する人の思考プロセスは大体こんな感じだと思います。

「あなたが自分らしく生きるのはどうでもいいけど、あなたの成し遂げたいことは素晴らしいと思うし共感できるから応援したい」

一方で後者はこう思われます。

「あなたが自分らしく生きるのはどうでもいいし、好きに生きたら?」

別に後者を否定するつもりはないのですが、後者の道を進むなら誰からも応援されないと思っておいたほうがいいです。

逆に前者になりたいと願うなら、知恵を絞って「自分らしい生き方」と「世の中に良い影響を与える」という二つを繋ぐ物語をつくり、行動することが大事だと思うのです。

ちなみに僕は、せっかく自分らしく生きるのであれば応援してもらえる人生の方が楽しいなと思うタイプです。

あくまで自分らしく楽しく生きることが先にあるのですが、そのために世の中を良くしたいし、その過程で応援してもらえる人生なら嬉しいなと思っています。