普通の男子に出会える確率とガリガリ君が2回連続で当たる確率はほぼ同じ
「普通の男子に出会えない」
婚活女子のお悩みランキングがあればおそらく1位になるであろうこの問題について、今日は考えてみたいと思います。
婚活女子のお悩みランキングがあればおそらく1位になるであろうこの問題について、今日は考えてみたいと思います。
僕の経験上、女子の思う「普通の男子」というのは大体こんな感じです。
身長170cm以上で太ってなくて、学歴はMARCH以上。顔は全然イケメンじゃなくて良くて、年収はできれば500万円以上。バツイチはちょっと。。
これを一つずつ考えていきます。
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「身長170cm以上」
これは定番ですね。ヤフー知恵袋の回答によれば大体70%の男子が該当するそうです。
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「太ってなくて」
ふわっとしているので「BMI指数25未満」と定義します。これは男性の75%に当たります。
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「学歴はMARCH以上」
これも定番ですが、ヤフー知恵袋の回答によれば大体10%程度だそうです。ド定番の条件で女子はシレッと言いますけど、たった10%ですから厳しいです。
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「顔は全然イケメンじゃなくて良くて」
これもふわっとしているので「顔面偏差値50以上」と定義します。これは偏差値の定義から自動的に50%と出ます。
ちなみに僕は大学生の頃後輩に「顔面偏差値37」と言われたことがあり、当時はそこそこショックを受けましたが、年をとるにつれてだんだんと気にならなくなりました…。
ちなみに僕は大学生の頃後輩に「顔面偏差値37」と言われたことがあり、当時はそこそこショックを受けましたが、年をとるにつれてだんだんと気にならなくなりました…。
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「年収はできれば500万円以上」「バツイチはちょっと。。」
この部分の解釈にはちょっと工夫が必要で、実際には「年収は500万円以上でバツ無しの人がいい」という意味です。女子の言葉は男子には難しいです。
これは2009年に野村総研が行った「生活者1万人アンケート」を参考にします。これによればバツ無し未婚男子のうち、年収500万円以上は7.7%です。さすがに少ないですね。
これは2009年に野村総研が行った「生活者1万人アンケート」を参考にします。これによればバツ無し未婚男子のうち、年収500万円以上は7.7%です。さすがに少ないですね。
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「恋人もしくは婚約者がいない」
これは当然すぎるので本人の口から出ていないだけで、ちゃんと考慮する必要があります。
2010年の「第14回出生動向基本調査」によれば、独身者全体の75%が該当します。
2010年の「第14回出生動向基本調査」によれば、独身者全体の75%が該当します。
以上やっつけてきましたが、これらを計算すると・・・
0.7 × 0.75 × 0.1 × 0.5 × 0.077 × 0.75 = 0.15%
0.7 × 0.75 × 0.1 × 0.5 × 0.077 × 0.75 = 0.15%
なんと0.15%です!といっても体感的に分かりにくかったのでこれに近い確率を探したところ、ネイバーまとめで「ガリガリ君の当たる確率が25分の1」というものを見つけました。
これを使って計算すると「ガリガリ君が2回連続で当たる確率」は0.16%となりました。
これを使って計算すると「ガリガリ君が2回連続で当たる確率」は0.16%となりました。
以上により
「普通の男子に出会える確率とガリガリ君が2回連続で当たる確率はほぼ同じ」
という結論を導くことができます。
「普通の男子に出会える確率とガリガリ君が2回連続で当たる確率はほぼ同じ」
という結論を導くことができます。
とまあ、ここまで書いてきましたがこれはあくまでも確率論的ジョークです。
僕が言いたいことは「人間は工業製品ではない」ということです。当たり前ですけどね。
僕が言いたいことは「人間は工業製品ではない」ということです。当たり前ですけどね。
人にはひとりひとり個性や特徴がありますし、それこそが人間の素晴らしさです。
オーダー通りの人間を作るなんてことは絶対にできませんし、もしできたとしてもその世界は本当に幸せなのか疑問です。
最後に。
以前ある女性のお客様が、お見合いで出会った男性との交際に悩み、ご相談くださったことがありました。その時女性がおっしゃったことがとても印象的でした。
「彼、条件は完璧なんです。でも、どうしても私の心が動かないんです」
この言葉は僕の心に強く残っていて、今でもことある毎に思い出します。
人の心は僕らが想像している以上に複雑で、非合理なのかもしれません。。
人の心は僕らが想像している以上に複雑で、非合理なのかもしれません。。